以下の「日常生活の心得」を幼児クラスでは保護者様と共に、小学生クラスでは生徒、保護者様と共に音読しております。高邁な理想ではありますが、愛一元の世界を目指して私たちは大切な子供を育てていかなければならないと考えております。
日常生活の心得
第一条 挨拶
真心をこめて丁寧に挨拶をいたします。心から尊敬し侍る心で挨拶をいたします。その姿を通して、謙虚で柔和な人格をつくることができます。相手の背後に、たくさんの誠を尽くしたご先祖様がおられます。人をその人ひとりと見ないで、そのすべての方々も含めて、尊敬し真心から挨拶をすることが大切です。
第二条 礼儀
礼儀が基本です。礼儀で始まり礼儀で人格が決まります。自分より優れている人には、兄・姉のように、相手に不足な部分があれば弟・妹のように接します。従順、敬うこと、僕になることが礼儀です。親が子供に無償で尽くす姿が僕の姿です。
第三条 言葉使い
正しく見て、正しく聞いて、正しく話さなければなりません。悪いことを見たり聞いたりしても、あれこれ言う必要はありません。「見ざる、聞かざる、言わざる」にならなければなりません。不平、不満、悪口は心の中でおさめ、口から出してはいけません。
第四条 積善・陰徳の行
誰も見ていないところで人のために生きましょう。他人の賞賛を求めてはいけません。 人知れず他のために生きる日々の努力を通して、どれだけ感謝できる人になったでしょうか。
第五条 相手に侍る
目の前の相手に侍ることによって魂を磨くことが出来ます。侍るということは、自分だけが先に行こうとする思いを捨てて、相手を先に行かせようとする心の姿勢を持つことです。相手の愛するものを自分も愛し、自分の愛するものを喜んで相手にあげるということです。すなわち、自己中心性をなくす立場、自分を下に置く立場を探して行くことです。従って、心のままに出来る訳ではありません。その為に苦労して、涙をたくさん流さなければなりません。自分が愛されていないと感じたとき、他の人がたくさん愛されていても、引っかかってはなりません。
第六条 謙虚
すべての人の僕となって生きることが人格完成の道です。相手の上に立ってはいけません。相手よりも自分は立派だと考えてはいけません。相手を尊く感じなければなりません。
すべての人の僕となって生きようとする時、そのようにできない反発の思いや傲慢な思いが出てきますが、それを忍耐しながら、もっと謙って人に尽くしていこうとすると、心が平安になる時がきます。そのようにしながら、美しい人格がつくられていきます。
自分が誰かに対して、嫌いだとか憎いと思った時、その人の僕とならなければなりません。その人を好きになれるまで、愛せるまで、深く真心をこめて挨拶し、侍っていきます。そのような僕の生活を通して、美しい愛と、美しい人格がつくられていきます。
幼子からでも学ぶことのできるような謙虚な心をもっていつも下がっていくならば、今まで見えなかった、人の素晴らしい部分を見ることができるようになり、その人の価値をより深く感じることができるようになります。そして、どんな人でも愛し、尊敬していくことができるようになります。
第七条 無償の愛(見返りを求めない愛)
人のために何かしてあげたとしても、自分はこれだけやったという思いが残ったらいけません。与えて、忘れていくことによって、無償で人に尽くしていくことのできる、清らかで純粋な心をつくることができます。
第八条 相手のことを判断しない
相手の悪いところが見えるのは、自分の責任であると考えなければなりません。相手の善悪を判断してはいけません。自分自身の心が相手に映っていると考えなければなりません。相手を判断して嫌ったり憎んだりすると、人を愛する心が枯れていきます。相手を憎んだら、自分の魂に無条件にマイナスになります。
第九条 体を修錬すること
人間の心は自己中心になってしまっているので、自己中心の心を乗り越えて、体を動かしていくことによって、人のために生きることのできる美しい心をつくっていくことができます。休みたい心を超えて、人のために体を動かしていくことによって、美しい魂がつくられていきます。体が嫌がることをどんどんしていくことが大切です。
第十条 誠を尽くすこと
人のために汗と涙をどれだけ流したか。その度合いによって、美しい愛と人格が形成されていきます。掃除をするのは、心を磨くことです。家族に対する愛情を込めながら、掃除や洗濯、家族の人のお世話をしていく中で、美しい愛、魂がつくられていきます。
食事の前に、「いただきます」と言いますが、誰に向かって言いますか。このお米を作るために、汗を流して下さった農家の方たちや、この食事がテーブルにのるまでに苦労して下さったすべての人たち、このような万物を創造してくださった天と自然に感謝する心で、すべての愛と真心を込めて「いただきます」「ごちそうさま」と言うのです。このように日々の生活の中で、すべての事柄の背後にある、人の苦労や注がれた真心を感じていく中で魂が成長します。
自分が苦労する道、自分が損をする道を選びましょう。親が子供のために苦労するように、すべての人に対して、自分が犠牲になる道を選ぶことによって美しい魂がつくられていきます。
第十一条 責任転嫁しない
人格完成の道は、自分の矛盾点を知って、それを一つずつ直していくことです。これが自分のなすべきことです。これができなければ人格完成できません。結局、自分が問題です。誰かのせいでこうなったと思うことから、すべての道がふさがれていきます。すべては自分の心の持ち方で、苦痛を受けて、道がふさがれていくのであって、誰かのせいでということはありません。責任転嫁をすると、成長はありません。
第十二条 無条件に反省すること
たとえ相手が100%悪かったとしても、その人を許せない自分の傲慢な心を反省していくのです。そのようにして、相手を責めることなく、いつも自分が反省し、改めていく努力をしていく中で、美しい心がつくられていきます。それが人格完成の道です。
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